2018年秋アニメとのファーストコンタクト ※適宜追記予定
2018年秋アニメの1話感想です。
個人的な好みや偏見も多分に含まれているのでご注意を。
皆さんのアニメ視聴の助けになれば幸いです。
……しっかしホントに面白いアニメ多いっすね、今期。
ゾンビランドサガ
公式が先行上映会での内容を決してネタバレしないで欲しいと厳戒令を出していただけあって1話のインパクトは凄まじい。
その正体というのも……↓ネタバレ反転
完全なるギャグアニメ。
何だよコレほとんどあそびあそばせじゃねーかよ。
(と言っても展開次第では真面目な話にもなりそう)
各世代を生きた、指折りの個性を持った7人の美少女たちがゾンビとして蘇り、マスターである巽幸太郎(CV宮野真守)のプロデュースによって「佐賀を救う今までにないアイドルグループ」となる物語……らしい。
先行の美少女ゾンビものであるところの「がっこうぐらし!」よろしく1話のインパクトは完璧だったが……。この波が果たして終盤まで続くのかどうかは正直微妙な所ではあると思う。
初見殺し、そして宮野抜きで話せば、「まあよさげなアニメだった」くらいの印象なので、ここからどう盛り上げていくかはかなり気になる。
とりあえず様子見。
RELEASE THE SPYCE
『結城友奈は勇者である』の原案を務めたタカヒロの新作アニメということで、「このブログで取り上げんわけにはいかんよなあ!」という感じで期待Maxの状態で視聴いたしました。
でまあ肝心の感想としては「掴みは上々」といった具合。定めたハードルはきちっと超えてくれました。
リリスパ、影ながら街の平和を守る秘密組織の活動を偶然目撃した素質アリな主人公が事件に巻き込まれつつ組織にスカウトされるとかいうジャンプで百万回くらい見た気がする展開だから人に説明するときに説明一切いらないの楽しい
— くりくり (@akazukin33) October 7, 2018
1話の内容はこのツイートに尽きる。何度も見たことがある展開だが、それ故に「あーはいはいこんな感じね」とわかるので細かい設定周りが初見でも何となく理解できるようになっている。
アクションやその他の雰囲気に関してはチャーリーズエンジェルやキングスマンなどの古今東西トンチキアクションスパイあるある*1を踏襲しつつ、美少女要素をブレンドして絶妙にマイルドにした感じ……良くも悪くも今までのタカヒロアニメにあった独特な角というか『気持ち悪さ』が抜けてより王道なヒーローものに近づいている。
よく引き合いに出されるゆゆゆ、同じ美少女スパイもののプリンセスプリンシパルとは作品のカラーからして違うのでうまい具合に差別化は出来ている。*2
ただあまりにもエグみがなさすぎるというかぶっちゃけ題材の割に「話が軽そう」な印象は正直ぬぐえていない。
1話ラストで不穏な展開を匂わせるセリフもあったが……いつものタカヒロが来るのかそれとも新境地を見せてくるのか……。
あとBGMいいですね、サントラ欲しくなる。
転生したらスライムだった件
なろう系はあまり見ない*3ので下馬評の割には前情報が何もないまま視聴した所、キャラデ総作監OPがまさかの江畑諒真*4という嬉しいサプライズを貰った。
内容に関しては「まあ説明パートだしこんなもんか」という感じ、バトルシーン無しで刺激は薄めだがスライムとドラゴンの可愛さに癒される1話だった。うん、割とこういう出だしは嫌いじゃない。
原作既読勢の反応を見るに結構ゆったりめで進んでいるっぽいが、人型フォルムやOPのような江畑作画のバトルシーンはいつ出てくるのだろうか。
ゴブリンスレイヤー
「何故か低級魔獣のゴブリンをひたすら狩り続ける男の話」
「あとグロい」
と聞いていたので「何かよくわからんがちょっとグロ要素強めのファンタジーなのかなー」とか思ってニコニコの動画開いたんですよね。
……うん、僕が甘かった。
転スラの直後に見たのもだいぶ悪かったのかもしれない。チート能力持ちスライムとツンデレドラゴンの和気藹々な漫才を見た10分後にゴブリンの殺戮&※※※ショーが繰り広げられるガチガチのダークファンタジーを見たのはいろいろミステイクでしたねコレ。 うん、凄く胸が痛い。*5
とはいえ、ただ残虐な描写ごり押すSAW的なアニメというわけもなく、内容自体はゴブリンの習性やそれに基づく戦略立て、初心者PTがゴブリンに壊滅される前のフラグ建てなんかもうまくやりつつ、凄く素直で真面目な作り。画面と内容のエグさの割にはあっさり見れる。とても面白かった。
ただまあなーんていうか……これをリリスパや転スラと一緒に視聴継続するとなると……あまりの落差でなかなか精神的にキツイ3か月になりそうだ……。
色づく世界の明日から
今のところ私的ダークホース筆頭候補。*6
あえて何も言わんのでとりあえず見て、そして感じて欲しい。
とにかく綺麗、大変良い、ここからどう話が転がっていくのかとてもとても楽しみ。
Amazonプライムで視聴できるのであえて視聴せずに、完結した後一気見するのも悪くないかもしれない。
寄宿学校のジュリエット
ひっじょーに簡単に言うと「すごくバカなロミオとジュリエット」*7なんですが……駄目だこれ俺好きなバカだ……。
やぁ……これだけは……これだけはパッと見で「いやいやこれはなんかよくある感じのヤツだし今回は見るアニメ多いし飽きて視聴継続しねえだろうなぁ」って思ってたのにな……このタイプのトンチキ設定で登場人物のIQが全員低いラブコメ好きなんだよな……2018年秋アニメホントにハズレがねえなあ……見るもんが多すぎるよぉ……。
あと地味に声優陣が前クールのはたらく細胞並みに豪華でちょっとビビってます。
追記1
とある魔術の禁書目録Ⅲ
原作は読んだことあるけど意外と忘れてる。そういえば14巻はこんな感じでしたね。
8年の時を経て待ちに待った3期だが、……まあやっぱり展開早いなあと。
そもそも2期が2クールで8巻半やって「駆け足」と言われていたのに今回はそれを上回る9巻分を消化予定、つまり1巻当たり3話使えないという。
1話終了後、改めて14巻を読み返してみたが、正直カットされている部分は結構多い。初見ではない僕は普通に話が分かったが、初見の人はどうだろうか……。
個人的には1516巻を期待。
あと、そげぶのSE変わってましたね。
ひもてはうす
ただのてさ部。
追記2
ぎんいろモザイクとなりの吸血鬼さん
毎度おなじみいつものきらら枠――ではなくてコミックキューン*8からの刺客、studio5組の萌えアニメはやっぱりかわいい。
クオリティやストーリーなど全体的に脂っこい作品が多い中、いい清涼剤となってくれそう。
ちなみにいろいろきんモザと比べられるが、似ているところは主人公がちょっとおかしいのと異文化交流ネタ以外、特にない。
やがて君になる
アニメ1話はうまーく原作の絵柄と雰囲気が再現されていて個人的に全く言うこと無しだったので、漫画の話を少々。
簡単に言うとこの話、「恋に憧れるも誰にも恋できない主人公、小糸侑」と「死んだ姉の代わりになろうと自分を捨てた先輩、七海燈子」の百合マンガ。
で、この燈子先輩は自分が大っ嫌いなため、「貴方のことが好きです」言われても何も響かないし、誰かを好きになっても自分を好きになられると相手を嫌いになってしまうというわー自分で書いてて思うけど本当にめんどくさい女だな先輩ァ!?!
んで、主人公の侑ちゃんは「誰も好きならない」子なので、それを見た会長が侑に一目ぼれしちゃうお話なんですよね。
原作の内容的には会長と侑ちゃんのイチャイチャと百合漫画特有のドロドロをきちんと兼ね備えた良作。良いぞアニメもこの調子で駆け抜けてくれ。
アニマエール!
下馬評すごく良かったので結構楽しみにしていたのだが……本当に何か絶妙に合わない……。
別に目につくところもないのでこれはもう完全に好みですね。
うちのメイドがウザすぎる
動画工房、動きが一々可愛い。ロリも可愛い。
SSSS.GRIDMAN
特撮っぽい、ではなく正真正銘円谷プロの作品『電光超人グリッドマン』のアニメ化。元ネタはごめんなさい流石に見たことがないっす……*9。
内容は初見としてはまだ何とも言えない。戦闘シーンの迫力やキャラの可愛さは他のアニメにも負けないが、ストーリーのネタばらしがほぼない状態。やっぱり3話ぐらいまでは見ないとわかんなさそう。
円谷プロファンへのサービスが結構多いらしいのでファンの方は是非に。
追記
元ネタの「電光超人グリッドマン」との比較動画見たんですけどこれリスペクトがすんばらしいですね。
以下追記予定。
*1:秘密のスパイ道具とか、普段は飲食店を装ってるアジトとか
*2:まあスパイものの「師匠キャラ」は高確率で……なので油断はできないが
*3:このすば、リゼロぐらいしか見たことない
*4:『一人原画の人』で大体伝わるあの人。アブソリュートデュオのOPや天体のメソッドのEDの一人作画が有名。詳しくはググってください
*5:面白くはあるのであまり視聴者減らすようなことは言いたくないが、ただグロいというか精神的にキツいタイプなのでそういうの苦手な人は普通にやめた方がいい、ゆゆゆやリゼロ辺りの苦痛レベルでヤバい人には多分厳しい
*6:なんか『凪のあすから』っぽい雰囲気だなぁって思ったら同じ監督でした
*7:勿論誉め言葉です
*9:実は今Amazonプライムで無料で見られるとかなんとか