勇者の章のどうでもいいこじつけ考察
読み物、というよりかは雑記のようなものを
勇者の章は今まで見てきた最終回の中でもトップクラスで楽しめたんですが、とはいえやっぱり色々と腑に落ちないというか「そこの説明ないんかい!」みたいな部分が多いので、その辺、自分なりに「こういうことなんじゃねーの?」みたいなものをまとめてみました。
(要するにニコニコの解説記事ではかけないような本当に「憶測」レベルのものです)
当たってるかどうかは知りませんので、拡散は自己責任でお願いしますね。
「勇者の章」って結局、何がしたかったの?
アニメ結城友奈シリーズは「人間最後の最後は、人との繋がりが大事、そして性根が座っている事が大事、根性である」という事を描かせて頂きました。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
友奈達はスーパーヒロインではありませんでした。過酷な状況に挫け、倒れてしまう女の子達でした。
しかし、友達と支え合い、時にはぶつかり合いながらも、何度でも立ち上がる性根の座ったカッコいい女の子達でもありました。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
不屈とは、折れない者の事を言うのではなく何度折れても立ち上がる者の事を言うのです。
彼女達の姿をみて心に残ってくれる物があれば制作者として本当に幸いです。
勇者の章は終わりますが友奈達はこれからも生きて行きます。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
この世の理が元に戻った世界は多くの問題を抱えているかもしれない。それでも彼女達はこれからの人生を人と支え合いながら強くカッコよく生きていくでしょう。今後も彼女達を、勇者達を応援して頂ければ幸いです。
総監督 岸誠二#yuyuyu
監督の岸誠二はこんなことを言っている。
個人的に、勇者の章で描かれていたことで僕が一番好きだったのはここ
友奈「生きたい(二期6話)」「皆と毎日過ごしたい(二期4話)」
「皆を守りたい(ずっと言ってる)」
東郷「もう二度と友達を失いたくない(一期12話)」
「一人になりたくない(一期12話)」
風 「部長としての責務を今度こそ果たしたい(二期2話)」
「高校受かりたい(二期1話)」
樹 「皆幸せにならないと(二期4話)」
夏凜「友達の力になりたい(二期4話)」
園子「天の神も土地神様も、人間のことなんて放っておいてくれればいいのに
(追憶の園子)」
若葉「みんな生きてほしい(託されたバトン)」
芽吹「誰一人として犠牲は出さない(くめゆ最終話)」
ほかにも色々あるが、これがきちんと全部叶っていること。
紛れもない彼女たちの努力によって。
だからこそこれは『頑張った女の子たちが報われる話』でもあったんじゃないか、と
この辺、まどマギとは明確に違っているところでキャラに感情移入してしまう僕的に非常に好印象だった。
(まどマギはキュウべえという上位存在に願いを託してしまったことで、結果的に登場人物の誰一人として本当の願いを叶えられず、叛逆でほむらが無理に叶えるという展開になっている。テーマや元ネタと言われる『ファウスト』の内容から考えると間違いなく理屈に合った完璧な展開なのだが、当時は救われたほむら、マミ、杏子の3人が誰も笑っていないENDを呑み込むまでに時間がかかった記憶がある)
天の神はなぜ打ち倒せたのか
普通に考えて人間+弱りかけの神樹様≧天の神というのはちょっと計算が合わない。
それで勝てるなら初めからやれやという話だ。
理屈で考えれば、神樹様が「人類を存続する方に力の大部分を割いていたから全力出せてなかっただけ」とか
「天の神の全勢力ではなく、天の神はまだ残ってる」となるが、折角の考察だしここはもうちょっと飛躍した考え方をしてみたい。
友奈と東郷さんがあと一歩のところで「精霊バリア」に阻まれてしまうものの、そこに銀をはじめとした歴代勇者と巫女たちの魂が現れるあのシーン。
東郷さんが手を触れた瞬間、精霊バリアが解除され、東郷さんが友奈ちゃんを助けることに成功する。
思い出してほしい、作中における精霊バリアは絶対的な防御機構である。
破られたのはただの一回だけ、天の神による祟りのみだ。
だがこのシーン、説得という形ではあるが結果的に「人間の力だけ」で六体分の精霊バリアを見事破っているのだ。
そういう意味では、この時点で結束した人間たちの力は天の神に届いていたとは受け取れないだろうか?
そこに神樹様のブーストがかかったことで、天の神を超えることができたとは考えられないだろうか?
……いくらなんでもこじつけが過ぎる? ……すんません。
都合よく現れた勇者と巫女の魂
あれが分け御霊じゃないかなあ……わすゆのブックレットの解説も「???」でなにも明かされなかったし
友奈ちゃんのオッドアイ
わざわざ監督が言及したこのシーン
ゆゆゆで『緑』と言えば樹、歌野、タマっち先輩、芽吹あたりだが、状況的に見てやはり神樹様との融合を表現していると考えるのが妥当だろう。
もし、変身解除後も友奈ちゃんの中に神樹様の力が眠っているとすれば、今後続編が出た際に友奈ちゃん本人の力で変身できる可能性が考えられる。
(ようはGXの二十代状態である)
『眼』に宿っているというのもなかなか考察ポイントで、神様たちは人間に干渉するのをやめただけで、これからも見守ってくれてはいるという表現なのかもしれない。
牛鬼は結局なに?
ネットの考察でもかなりこじつけだったり、飛躍した発想も多いのだが、とはいえ勇者の章で解決されず残った要素を合わせて考えると高嶋さん説しか今のところ残っていないのも事実。
友奈ちゃんのDX手甲が天ノ逆手というのも実際どうなんでしょうか。
個人にはそうであってほしいんですが……。
ところで雪花ちゃんとの誕生日イベ楽しみですね。
個人的には12月の時みたいにどっちかに偏らない感じのが良いんですが……。
勇者の章で個人的に気になったことを自分なりに呑み込んだらこうなりました。
ほかにもいろいろ気づいたことがあったら追記していこうと思います。
なんかほかにこじつけてほしいことあったらコメントください